【3月14日】満月「ワームムーン」観測チャンス!各地の天気は?

春の訪れを感じる3月14日、夜空に美しい満月「ワームムーン」が浮かび上がります。各地の天気予報や観測のポイント、そして満月にまつわる興味深い情報をご紹介します。特別な夜空を、ぜひお楽しみください。

ワームムーンとは?3月の満月の呼び名と由来

3月の満月は「ワームムーン (Worm Moon)」と呼ばれています。ネイティブアメリカンが季節の移り変わりを把握するために、各月の満月に名前を付けていたことに由来します。ワームムーンの由来は、冬の寒さが和らぎ、地面からミミズが這い出してくる時期であることから、そう名付けられたと言われています。他にも、この時期に雪解けが進み、木の根が地面から現れる様子から「ルートムーン (Root Moon)」と呼ばれることもあります。

ワームムーンワームムーン

日本でも、月の満ち欠けは農業や漁業に密接に関わっており、古くから様々な呼び名で親しまれてきました。例えば、旧暦の2月15日の満月は「二番目の月」を意味する「如月 (きさらぎ)」と呼ばれ、春の訪れを告げる満月として大切にされてきました。このように、世界各地で満月にはそれぞれの文化や歴史が反映されています。

今夜の天気と満月の観測ポイント

気になる今夜の天気ですが、関東から九州にかけては晴れる所が多く、満月観測のチャンスです!北海道や東北地方の太平洋側でも、一部地域で満月が顔を出す見込みです。一方、北海道や東北地方の日本海側では雪が降り、沖縄では曇りや雨の予報で、観測は難しそうです。

満月と天気満月と天気

満月は、日の入り頃に東の空から昇り始め、真夜中には南の空高く輝きます。各地の月の出の時刻は、仙台が17時44分、東京が17時49分、名古屋が18時01分、大阪が18時07分、福岡が18時28分です。暖かい服装で、ゆっくりと空を見上げてみましょう。

気象予報士の山田さん(仮名)は、「日中は暖かくても、夜は冷え込むことがあります。観測の際は、暖かい服装でお出かけください。」とアドバイスしています。

アメリカでは皆既月食!日本では部分月食(月出帯食)も

実は、ハワイや南北アメリカでは、日本時間の14日14時頃から18時頃に皆既月食が起こります。残念ながら日本では観測できませんが、インターネット中継などで楽しむことができます。

北海道、東北地方の一部、関東地方東部、小笠原諸島では、月が欠けた状態で昇ってくる部分月食(月出帯食)が見られる可能性があります。しかし、月の高度が非常に低く、部分食の継続時間も短いことから、観測は難しいでしょう。

部分月食部分月食

「月食は、地球の影に月が隠されることで起こる現象です。今回は、皆既月食が見られる地域とそうでない地域があります。それぞれの場所で、夜空の神秘を体感してみてください」と、天文家の佐藤さん(仮名)は解説しています。

まとめ:ワームムーンを楽しもう

春の訪れを告げるワームムーン。各地の天気予報をチェックして、観測に挑戦してみましょう。夜空に浮かぶ美しい満月を眺めながら、自然の神秘を感じてみてはいかがでしょうか。

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