【高田馬場刺殺事件】最上あいさんの婚約者・油井大顕氏が詳細を語る:交際、金銭トラブル、そして悲劇

高田馬場駅近くで発生した動画配信者「最上あい」こと佐藤愛里さん刺殺事件。婚約者を名乗る油井大顕氏が、事件に至るまでの経緯を詳細に語りました。複雑に絡み合う人間関係、金銭トラブル、そしてストーカー行為…事件の背景に迫ります。

最上あいさんと油井氏の出会い、そして同棲へ

油井氏は、2025年3月13日に開設したXアカウントで、最上あいさんとの関係や事件の真相について語り始めました。当初は情報の真偽が疑われましたが、ツーショット写真や動画を公開することで、婚約者であることを証明しました。

最上あいさんと油井氏のツーショット写真最上あいさんと油井氏のツーショット写真

油井氏と最上さんは2024年7月に音声通話アプリで出会い、交際に発展。8月には同棲を開始し、結婚の約束も交わしました。しかし、この頃から最上さんへの金銭の貸し借りが始まります。

表面化していく金銭トラブル、そしてストーカー行為

油井氏は、最上さんと加害者男性とのLINEのやり取りを発見。最上さんは「リスナーとの金銭トラブル」と説明し、LINEを削除しましたが、その後、Xアカウント「ぢさつ」を通して、最上さんの過去の80万円の借金トラブルが発覚。さらに、最上さんには他に資産がないことも判明し、12月にはタワーマンションを退去することに。

2025年1月、油井氏も消費者金融から200万円の借金。最上さんは配信業で返済する約束をしましたが、ストーカー行為により配信が困難な状況に。油井氏は最上さん、加害者男性と3人で話し合いを持ちましたが、約250万円の金銭授受の詳細は不明瞭なままでした。

複雑な人間関係と金銭トラブルの闇

最上さんと加害者男性は2021年12月に配信サイトを通じて知り合い、2022年9月から11月の間に約250万円の金銭のやり取りが発生。その後、男性は最上さんの職場に押しかけるようになり、嫌がらせ行為もエスカレート。2023年1月には、最上さんは配信を休止せざるを得ない状況に追い込まれました。

高田馬場駅周辺の地図高田馬場駅周辺の地図

著名なフードライター、栗原はるみ氏(仮名)は、「インターネットを通じた人間関係は便利である一方、トラブルに巻き込まれるリスクも孕んでいる」と指摘。特に金銭の貸し借りは慎重に行うべきだと警鐘を鳴らしています。

事件の真相究明へ

油井氏は、最上さんを擁護するつもりはないとしながらも、X上に拡散されている情報の中には、加害者男性が意図的に流布したものもあると主張。事件の真相究明が待たれます。この事件は、ネット社会における人間関係、金銭トラブル、ストーカー行為の危険性を改めて浮き彫りにしました。