温暖化対策で原油価格下落 2019年版エネルギー展望

[ad_1]



電気自動車の充電設備。将来は電気自動車の普及で道路輸送での石油の需要は減るとされる=令和元年8月29日、福島県大熊町

電気自動車の充電設備。将来は電気自動車の普及で道路輸送での石油の需要は減るとされる=令和元年8月29日、福島県大熊町

 国際エネルギー機関(IEA)は13日、2019年版の「エネルギー展望」を公表し、各国が地球温暖化への対策を強化した場合、石油需要が減り、原油価格は下落するとの見通しを示した。18年の1バレル=68ドルから30年に62ドル、40年には59ドルまで下がるという。

 18年に日量9690万バレルだった世界の石油需要は、数年以内にピークを迎え、徐々に減少。30年に8710万バレル、40年には6690万バレルまで低下すると見込んだ。電気自動車(EV)の普及が進み、道路輸送での需要が大幅に減少するという。

 一方、各国が一定の温暖化対策を講じるにとどまるとした場合、原油価格は30年には88ドル、40年には103ドルへと上昇すると予測した。需要は、40年には1割増加し、日量1億640万バレルになると分析した。

 ただ40年にかけて需要の伸びは徐々に緩やかになる。日米欧は減少し続け、中国では30年代前半にピークを迎えるという。(共同)

[ad_2]

Source link