【ソウル聯合ニュース】韓国南部の慶尚南道山清郡をはじめ全国で同時多発的に発生した山火事の被害が広がっている。中央災難(災害)安全対策本部の集計では23日午前8時時点で4人が死亡し、6人が重軽傷を負った。死傷者は全て山清郡で発生した。
山火事は21日に山清郡で始まり、南東部の慶尚北道義城郡や蔚山市蔚州郡などで同時多発的に発生した。
山清郡で住宅10棟、義城郡では24棟が全焼。山林被害はこれまでに3286.11ヘクタールに上る。これはサッカー場4600個分に相当する。
住民計1514人が周辺の臨時施設に避難している。
この日午前8時現在、山清郡、義城郡、蔚州郡、慶尚北道金海市で消火作業が続いており、ヘリ99機、消防隊員5000人近くが動員されている。
Copyright YONHAPNEWS <転載、複製、AI学習禁止>