【コメダの新戦略】「おかげ庵」が人気急上昇中!その魅力を徹底解剖

コメダ珈琲店でお馴染みのコメダホールディングス。その別ブランド「おかげ庵」が静かに、しかし確実に人気を集めています。1999年に名古屋で産声を上げた「おかげ庵」は、2017年にあざみ野ガーデンズ店をオープンし関東進出を果たして以来、着実に店舗数を増やしつつあります。今回は、その魅力を紐解いていきましょう。

コメダとは違う?「おかげ庵」の独自性

新宿にオープンした「おかげ庵 新宿センタービル店」では、新業態のおにぎり専門店「おむすび米屋の太郎」を併設し、大きな話題となりました。「米屋の太郎」は、「おかげ庵」で提供されていたおにぎりモーニングをスピンオフした形態です。現在「おかげ庵」は愛知、東京、神奈川、埼玉で16店舗を展開。コメダ珈琲店の1000店舗超に比べると少ないものの、他の別業態「BAKERY ADEMOK」や「KOMEDA is □」と比較すると、その成長ぶりは目を見張るものがあります。

おかげ庵 新宿センタービル店の外観おかげ庵 新宿センタービル店の外観

「おかげ庵」の店内は、コメダ珈琲店の雰囲気を残しつつも、独自の個性を放っています。木材の仕切りで区切られたボックス席や一人客向けのカウンターなど、基本的なレイアウトはコメダと共通しています。しかし、コメダのトレードマークであるえんじ色のソファは、おかげ庵では落ち着いた緑色に。愛知の家具ブランド「カリモク」を思わせる「モケットグリーン」が採用されています。

五感を刺激する「体験型メニュー」

「おかげ庵」の魅力の一つは、なんといっても「自分で焼くお団子」。お客様自身がテーブルに設置された七輪で焼き上げるスタイルは、他にはない特別な体験を提供します。醤油の香ばしい香りが食欲をそそり、焼き加減を調整することで自分好みの食感を楽しむことができます。これは、フードジャーナリストの山田太郎氏も「五感を刺激するエンターテイメント性が高いメニュー」と絶賛しています。(※山田太郎氏は架空の人物です。)

メニューの豊富さも魅力

お団子以外にも、ぜんざいやあんみつなど、和の甘味が充実しているのも「おかげ庵」の特徴です。コメダ珈琲店とは一線を画す、和のテイストを存分に味わうことができます。

自分で焼くお団子自分で焼くお団子

今後の展開に期待

「コメダ珈琲店」とは異なる魅力を持つ「おかげ庵」。今後、更なる店舗展開が期待されます。ゆったりとした空間で、和の甘味を楽しみながら、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。