(CNN) ニュージーランドの科学者によって2023年に撮影された映像に、サメの背中に乗るタコの姿が捉えられていることが分かった。動画には「タコがいる」「タコだ」と叫ぶ人々の声が入っている。
意外な組み合わせの2匹は、サメを表す英語「シャーク」、タコを表す英語「オクトパス」をもじって「シャークトパス」と名付けられた。
最近発表された研究での説明によると、深海に住むマオリタコがどんないきさつから、通常海面近くにとどまるアオザメに乗っかることになったのかは、研究者にも分かっていないという。
アオザメは世界最速のサメで、泳ぐスピードは最高で時速約74キロに達する。このため研究者らは、このタコが楽しみのためにサメに乗った可能性もあるとの見方を示している。