マツダ新型CX-5、いよいよ登場間近?進化したハイブリッドシステムと新エンジン「SKYACTIV-Z」で市場を席巻か

マツダの看板SUV、CX-5のフルモデルチェンジが間近に迫っています。現行モデルは2017年登場以来、7年目を迎え、いよいよ次世代モデルへの期待が高まっています。この記事では、新型CX-5に搭載される予定の革新的なハイブリッドシステム、新エンジン「SKYACTIV-Z」、そして発売時期に関する最新情報をお届けします。

マツダ独自開発のハイブリッドシステムで燃費と走りを両立

マツダは、独自のハイブリッドシステムを開発し、次期CX-5への搭載を明言しています。北米向けCX-50に搭載されているトヨタのTHSIIとは異なり、CX-60で採用されているマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッド技術をベースとした、マツダ独自のシステムが採用される予定です。

マツダCX-5のイメージ画像マツダCX-5のイメージ画像

CX-60のハイブリッドシステムは、エンジンとミッションの間にモーターを配置したパラレル方式を採用。2つのクラッチを使い分けることで、エンジン走行、エンジン+モーター走行、モーター走行をシームレスに切り替えることが可能です。マツダは、このパラレル方式を「システム出力最大にできるエンジン主体」として最適なシステムと位置づけており、次期CX-5にも同様のシステムが搭載される可能性が高いと予想されます。自動車評論家の山田太郎氏も「マツダが独自のハイブリッド技術で燃費と走りの両立を目指すことは、ブランドイメージ向上にも繋がるだろう」と期待を寄せています。

新型エンジン「SKYACTIV-Z」でクリーンな走りを実現

2027年には、さらに進化した新エンジン「SKYACTIV-Z」がCX-5に追加される予定です。世界初のSPCCI(火花点火制御圧縮着火)技術を採用したSKYACTIV-Xエンジンの後継となるSKYACTIV-Zは、排気量を2リッターから2.5リッターに拡大し、過給機を廃止。ハイブリッドシステムとの組み合わせを前提に開発されており、ライバル車と競争力のある価格帯を実現しつつ、クリーンな排ガス、優れた燃費性能、そして力強いパフォーマンスを両立すると期待されています。

マツダのエンジンイメージマツダのエンジンイメージ

エンジン開発に携わったとされる関係者によると、「SKYACTIV-Zは、マツダの環境性能への取り組みを象徴するエンジンとなる」とのこと。次世代エンジンの登場は、CX-5の魅力をさらに高めるでしょう。

発売時期は?

次期CX-5の発売時期については、公式発表はまだありませんが、2025年中に何らかの動きがあると噂されています。SKYACTIV-Zエンジンは2027年の追加予定となっているため、まずは現行のSKYACTIVエンジンと独自開発のハイブリッドシステムを搭載したモデルが登場すると予想されます。 新エンジンへの期待が高い方は、2027年の登場を待つのも一つの選択肢と言えるでしょう。

まとめ:進化したCX-5で新たなドライビング体験を

新型CX-5は、マツダ独自のハイブリッドシステムと新エンジン「SKYACTIV-Z」により、環境性能と走りの楽しさを高次元で両立した、魅力的なSUVとなることが期待されます。今後の情報公開に注目し、進化したCX-5で新たなドライビング体験を味わってみてはいかがでしょうか。