中国メディアもヤフー・LINE経営統合協議を速報 「電子決済で競争力向上へ」





ヤフーとLINEのロゴ

 【北京=三塚聖平】日本のIT大手ヤフーとLINE(ライン)による経営統合協議について、中国メディアも14日、相次いで速報した。中国共産党機関紙、人民日報の海外版(電子版)は、経営統合が実現すれば「日本最大のITサービスプラットフォームが誕生する」と伝えた。

 同記事は日本メディアの報道を引用しつつ、中国電子商取引(EC)最大手アリババ集団や「GAFA」と呼ばれる米IT大手4社などが相次いで日本市場に参入し、特に電子決済分野では競争が激化していると指摘。ヤフーとLINE傘下の電子決済サービスが統合することで「競争力を高める」との見方を示す。

 中国ではスマートフォンを使った電子決済といったネットサービスの提供が盛んになっており、両社の経営統合についても注目されているとみられる。ただ、中国ではLINEなど海外の通信アプリは規制されており、一般ユーザーの間での知名度は低い。



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