千曲川決壊は越水が主要因 堤防巡り国の調査委見解

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台風19号 千曲川(左)の決壊現場。濁流が長野市側の住宅地(右)を襲った=13日午前11時47分、長野市(本社ヘリから、恵守乾撮影)

台風19号 千曲川(左)の決壊現場。濁流が長野市側の住宅地(右)を襲った=13日午前11時47分、長野市(本社ヘリから、恵守乾撮影)

 台風19号の影響で決壊した長野市にある千曲川の堤防を巡り、国が設置した有識者らによる調査委員会は14日までに、川の水が堤防の上をあふれ出る「越水」が主な要因との見解を出した。水が住宅地側から堤防斜面を削ったとみている。

 国土交通省北陸地方整備局によると、決壊箇所付近では10月13日0時50分すぎに越水が始まり、堤防が約70メートルにわたり決壊した。国交省側が、あふれ出た水が住宅地側の堤防斜面を削り取り、堤防が細くなって強度が低下したのが主な決壊要因とする推察を示し、調査委がこれを了承した。

 堤防決壊の要因は、ほかに水が堤防の地下の土に染み込んで崩れる「浸透」や、堤防が水流で削られることによる「侵食」も考えられてきた。しかし、現地調査の結果などから、これらはいずれも主要因とは考えにくいとした。

 調査委は年内に本格的な堤防の復旧方法などについても議論する見通しだ。

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