【シネマプレビュー】ベル・カント とらわれのアリア

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(c)2017 BC Pictures LLC All rights reserved.

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 1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件からヒントを得て、テロリストと人質の交流を描いた小説「ベル・カント」が原作。

 日本の実業家や各国大使らが集まり、南米某国の副大統領邸で開かれていたサロンコンサート中にテロリストが侵入し、収監中の同志の解放を求めて占拠。交渉が続く中、テロリストと人質の間に交流が生まれ始める…。

 世界的オペラ歌手役にジュリアン・ムーア(歌唱吹き替えはソプラノ歌手、ルネ・フレミング)、日本の実業家役に渡辺謙。豪華な顔ぶれを使い切れていないのが惜しい。

 15日から東京・TOHOシネマズ日比谷、大阪・TOHOシネマズ梅田などで全国公開。1時間41分。(啓)

 ★★★☆(★5傑作 ★4見応え十分 ★3楽しめる ★2惜しい ★1がっかり ☆は半分)

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