月収アップ!でも手取りは?ベースアップと税金の関係を徹底解説!【2024年最新情報】

景気回復の兆しとともに、賃上げやベースアップのニュースをよく耳にするようになりましたね。給料が上がると嬉しい反面、「税金で持っていかれるんじゃ…」という不安も頭をよぎるのではないでしょうか。今回は、ベースアップで増える税金について、分かりやすく解説します。特に年収500万円の方が2万円のベースアップを受けた場合を例に、手取り額の変化を具体的に見ていきましょう。

ベースアップとは?基本からおさらい

そもそも「ベースアップ(ベア)」とは何か、ご存知ですか? 簡単に言うと、会社の給与テーブル自体が底上げされることです。一時的なボーナスや手当の増加とは異なり、基本給が上がるため、将来の昇給や退職金にも影響する重要な要素です。 キャリアアップを考える上でも、ベアの実現は大きな意味を持ちます。

2万円のベースアップで税金はいくら増える?

では、年収500万円の人が月2万円のベースアップを受けると、税金はどれくらい増えるのでしょうか? 年収換算で24万円のアップとなります。

所得税の増加

所得税は、収入に応じて税率が変わる「累進課税」です。年収500万円〜600万円の場合、多くのケースで10%の税率が適用されます。今回のケースでは、24万円 × 10% = 2万4000円が所得税の増加分となります。

住民税の増加

住民税は一律10%です。そのため、24万円 × 10% = 2万4000円が住民税の増加分となります。

手取り額の変化

つまり、ベアによる収入増24万円に対し、所得税と住民税で合計4万8000円が差し引かれることになります。単純計算で月4000円。手取り額の増加は約1万6000円となります。

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ベースアップの現状はどうなっている?

「自分の会社はベアなんて無縁…」と感じている方もいるかもしれません。厚生労働省の統計データによると、近年、ベースアップを実施する企業の割合は増加傾向にあります。特に大企業では、ベアの実施率が高い傾向が見られます。中小企業でも、業績好調な企業を中心にベアが実施されるケースが増えてきています。

ベア実現のためのポイント

会社員として、ベア実現のためにできることはあるのでしょうか? 人事評価制度をよく理解し、自身の成果を明確に示すことが重要です。 また、社内でのコミュニケーションを円滑にし、チームワークを重視することも、会社の業績向上に貢献し、ベア実現の可能性を高めることに繋がります。 著名な人事コンサルタントである山田太郎氏(仮名)は、「社員一人ひとりが主体的にキャリア形成に取り組み、会社への貢献意識を高めることが、ベア実現の鍵となる」と指摘しています。

まとめ:ベースアップで家計をさらに豊かに

ベースアップは、家計にとって嬉しい収入増です。税金の増加分を理解した上で、賢く家計管理を行い、生活の質を向上させましょう。 jp24h.comでは、家計管理や資産運用に関する役立つ情報を発信しています。ぜひ他の記事もチェックしてみてください!