招待者は「事務所推薦」 桜を見る会で萩生田文科相





「桜を見る会」で招待客と歓談する安倍首相(中央)=4月、東京・新宿御苑

 萩生田光一文部科学相は15日の衆院文科委員会で、「桜を見る会」の招待者に関し、自身の事務所が後援会関係者を政府側に推薦していたと説明した。自らの直接の関与は「私が『Aさんを』『Bさんを』(推薦した)ということではない」と否定した。立憲民主党の初鹿明博氏への答弁。

 萩生田氏は、平成26年4月18日付の自身のブログに、桜を見る会に関し「今年は平素ご面倒をお掛けしている常任幹事会の皆様をご夫婦でお招きした」と記載していた。

 13日の文科委では「推薦する仕組みはない」と答弁。この答弁との整合性について、萩生田氏は「私がこの人を呼んでくださいとお願いしたわけではない。嘘も偽りも全くない」と強調した。

 政府は、桜を見る会の招待者に関し、長年の慣例で首相官邸や与党にも推薦を依頼してきたと説明している。



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