花見の季節、桜の名所を訪れると、例年以上に外国人の姿を見かけることが多くなった。観光客はもちろん、地元に住んでいる外国人が花見に繰り出している様子も見て取れる。それだけ、日本国内に住む外国人が増えているということなのだろう。
【ランキングを全部見る】人口に占める外国人の比率が大きい《人口5万人以上の街》「1~20位」と「31位以下」は?
3月31日に配信した記事「川口まさかの圏外、『外国人が急増した街』TOP150」では「在留外国人統計」(出入国在留管理庁まとめ)のデータを基に、2015〜2024年の10年間で外国人住民の増加率が高かった自治体のランキングを紹介した。
今回は視点を変え、「外国人が人口に占める比率(外国人比率)」で、同様にランキングを作成してみた。
■トップ10のうち5つが関東、4つが東海
まず、市区町村別ランキングの前に、都道府県別に外国人比率のランキングを見てみよう(全国平均は2.87%)。
1位は東京都で、外国人比率は5.05%。トップ10のうち5つを関東の都県が占めた。
意外だったのは東海地方の4県(愛知、三重、岐阜、静岡)がすべてトップ10に入っていた点だ。これらの県は製造業を中心とした産業構造を持っており、多くの外国人労働者が働いていることなどが理由として考えられる。
逆に、外国人比率が小さい都道府県は43位:山形県(0.98%)、44位:高知県(0.94%)、45位:岩手県(0.91%)、46位:青森県(0.67%)、47位:秋田県(0.60%)。東北地方の県が下位に集中している。
ここからは、市区町村別の外国人比率ランキングを見てみよう。
前回の「『外国人が急増した街』TOP150」と同様、全国の1741市区町村(北方領土の4島の村を除く)を人口規模に応じて、①1万人未満、②1万〜5万人、③5万人超の3区分に分け、それぞれでトップ50のランキングを集計した。
■外国人が人口の「3分の1」を占める村
① 人口1万人未満(532自治体)
1位は川上村(長野県)の33.47%。以下、2位:占冠村(北海道:26.90%)、3位:南牧村(長野県:21.51%)、4位:赤井川村(北海道:20.47%)の計4自治体が、外国人比率20%を超えた。
川上村は、3741人の人口に対して外国人は1252人と、実に3分の1超を占める。同村は全国有数のレタスの産地として知られ、技能実習生や特定技能の外国人が多く住んでいる。中でもインドネシア人が754人と約6割を占める。3位の南牧村も同じく高原野菜の産地で、外国人実習生を多く受け入れている。