【ニューヨーク時事】8日午前のニューヨーク株式相場は、過去3営業日の大幅下落を受けて買い戻しが入り、4日ぶりに急反発した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均の上げ幅は一時、前日終値比で1400ドルを超えた。
午前10時5分現在は1420.51ドル高の3万9386.11ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は682.34ポイント高の1万6285.60。
トランプ米政権の高関税政策で、世界的に経済が冷え込むとの懸念が強まる中、ダウ平均は前日までの3営業日で4000ドル超下落した。ただ、この日は景気後退を巡る過度な警戒感が和らぎ、寄り付きから急伸した。