拉致解決「一日も早く」 早紀江さん、ビデオで訴え



 拉致問題の早期解決を求める集会で放映された、横田めぐみさんの母早紀江さんのビデオメッセージ=16日午後、新潟市中央区
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 横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=が昭和52年11月15日に北朝鮮に拉致されて42年が過ぎ、現場となった新潟市で16日、拉致問題の早期解決を求める「忘れるな拉致 県民集会」が開かれた。母の早紀江さん(83)が日本政府に対し「一日も早く無事に帰り、喜べる日を与えてほしい」とビデオメッセージで訴えた。

 約710人が参加。県によると、早紀江さんは入院中の父、滋さん(87)の看病や自身の体調を考慮し欠席となった。めぐみさんの弟、横田哲也さん(51)が出席し「姉を助けてください。解決までもう少し時間がかかりそうだが、日本の地を踏むまで力を貸してほしい」と呼びかけた。

 帰国した拉致被害者、曽我ひとみさん(60)も出席した。



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