「桜を見る会」で安倍首相、一問一答 





桜を見る会・前夜祭について記者団の質問に答える安倍晋三首相=18日午前、首相官邸(春名中撮影)

 安倍晋三首相は18日午前、首相主催の「桜を見る会」の運営に関し、官邸で記者団の取材に応じた。一問一答は次の通り。

 --桜を見る会の前夜に行われた首相の後援会の(立食の)夕食会について、(安倍事務所などによる補填(ほてん)がないということを)証拠を示して説明すべきとの声が上がっている

 「夕食会について、安倍事務所も後援会にも一切の入金、出金はない。旅費・宿泊費は各参加者が直接(旅行代理店やホテルに)支払いを行っている。また、当の食事代についても、安倍事務所や後援会への入金はなく、領収書も発行していない。また、領収書を受け取ってもいない」

 --夕食会の明細書を示し、会費が5千円だということを示すべきでは

 「今申し上げたように参加者が直接、宿泊費や旅費を払い込み、また会食の費用についてはホテル側が(領収書を)発行して事務所の者が渡している。(安倍事務所は)領収書の発行も行っていないし、受け取りもない」

 --総額を示した明細書は

 「事務所に確認をしたが、そういったものはないということだ」

 --夕食会に参加した人数だ

 「だいたい約800人だ」

 --桜を見る会への(首相の地元からの)参加者は850人ということだが

 「だいたい今言った人数だ」

 --その人たちがそのまま桜を見る会にも出席したのか

 「全部ではないが、その多くだ」

 --領収書を(安倍事務所が)先にホテル側に支払っているということはないのか

 「それはない」

 --先日、首相は国会で求めがあれば説明に応じるということだった。政府与党連絡会議で、首相が自民党総裁として与党に国会で説明をするように指示する考えは

 「政府与党連絡会議は政策などの基本的なすり合わせを行う場だ。国会対応には党に全てを任せている」



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