退職代行サービスのパイオニア的存在である「EXIT」が、サービス名の変更を検討していることが話題になっています。きっかけは、競合他社との比較における「キャッチーさ」への疑問の声。果たして、EXITはどのような新名称で再出発を図るのでしょうか?この記事では、EXITが新名称募集に至った経緯や、今後の展望について詳しく解説します。
EXIT社長の苦悩:後発組に市場を奪われる現実
2017年にサービスを開始し、当時その斬新さで注目を集めた退職代行サービス「EXIT」。しかし近年、後発組の台頭により、苦しい状況に立たされているようです。EXIT社長の新野俊幸氏は、自身のSNSで「EXITが傷だらけになりながら切り開いてきた市場」を後発組に奪われている現状への苦悩を吐露しました。特に、2022年に登場した「退職代行モームリ」が業界のパイオニアのように扱われていることに対する不満を表明しています。
EXIT社長の新野俊幸氏がSNSで苦悩を吐露
「EXIT」はキャッチーじゃない?インフルエンサーからの指摘
新野氏の投稿に対し、インフルエンサーの田端信太郎氏から「『EXIT』という単語は、退職代行サービスの利用者層には響かないのではないか。『モームリ』の方がキャッチーだ」という指摘がありました。この意見は、多くの共感を呼び、EXITのマーケティング戦略に疑問を呈する声が上がる結果となりました。
新サービス名募集開始!ユーザーからの提案は?
田端氏の指摘を受け、EXITは公式SNSで新たなサービス名の募集を開始しました。「Xで眠る文豪の皆様。何卒コメントください!!!」という呼びかけに対し、多くのユーザーから様々な提案が寄せられています。新野氏自身も「カイホウ」「エスケイプ」「ランナウェイ」など、いくつかの候補をお気に入りに挙げているようです。
EXITが新サービス名を募集中
今後の展望:新名称で再出発なるか?
EXITは、新名称の選定を進めると同時に、サービス内容の向上にも力を入れていると発表しています。顧客の声に真摯に耳を傾け、より使いやすいサービスを提供することで、競争の激しい退職代行市場での生き残りを目指すとのこと。果たして、新名称とサービス改善によって、EXITは再び市場を席巻することができるのでしょうか。今後の動向に注目が集まります。