三陸鉄道、赤字見通し 台風19号で「大幅減収」

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 台風19号で被災し約7割の区間が不通になっている岩手県の第三セクター三陸鉄道の中村一郎社長は18日の記者会見で、令和元年度決算について「大幅な減収になる。赤字にならざるを得ない」と表明した。4年ぶりの単年度黒字を見込んでいたが、団体予約のキャンセルや定期券の払い戻しが相次いだことなどが影響する見込みだ。

 三陸鉄道は東日本大震災でも被災。今年3月にJR山田線の宮古-釜石を引き継ぎ、8年ぶりにリアス線として全線開通した。利便性向上やラグビー・ワールドカップもあり乗客が増加。10月上旬に元年度決算の純損益が約3千万円の黒字になるとの見通しを示していた。会見では、不通区間のうち宮古-津軽石を今月28日に、田野畑-田老と津軽石-陸中山田を12月中に開通させる見通しも公表した。来年3月までの全線復旧を目指す。

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