「日本人じゃないの?という気すらする」大御所コメンテーター 中国の“パンダ圧力”巡る高市首相への批判に猛反発


【写真あり】「日本人じゃないの?」高市首相を擁護した大御所コメンテーター

11月7日の衆院予算委員会で、立憲民主党の岡田克也氏(72)の質疑に対して、高市氏は「(中国が)戦艦を使って、武力の行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になりうる」と発言。存立危機事態と認定されれば、集団的自衛権を行使、武力行使に踏み切る可能性を示唆した。

これには、台湾を“内政”と考える中国政府は猛反発し、これまですでに訪日自粛の呼びかけや日本産水産物の輸入(10都県産を除く)を再び停止にすると日本側に通達するなど、様々な“圧力”を。22日〜23日に行われた各国の首脳が集うG8でも、高市氏は中国の李強首相と会話できないまま終了した。

さらに、日本国内でも国民的人気を誇る“あの動物”にも影響が及ぼうとしている。

「日中の“友好の証”であるパンダです。日中国交が正常化した’72年に、カンカンとランランの2頭が東京・上野動物園に贈られて以来、定期的に日本にやってきては大ブームを巻き起こしています。

上野動物園にいるシャオシャオとレイレイが来年2月に中国へ返還される予定で、日本は新たなパンダの貸与を要請していますが、今後の状況いかんではその可能性が低くなると言われています。中国共産党系のメディアも『中国側は日本への新たなジャイアントパンダの貸与を停止する可能性がある』と報じており、日本人が大好きなパンダでも“圧力”をかける構えを見せており、国民の高い関心が寄せられています」(全国紙政治部記者)

24日放送の情報番組『ひるおび』(TBS系)でも、日中関係の悪化を特集する流れで、パンダ問題についても言及。司会の恵俊彰からこのことについて見解を問われた月曜コメンテーターを務める落語家の立川志らく(62)は、「中には高市さんの発言でパンダが来なくなっちゃうからけしからんという人がいるんだけども。高市さんの発言が明らかに間違ってるならそう言われても仕方ないんだけど、間違ってるわけじゃないでしょ」と高市氏を擁護。

続けて「最悪を想定して、集団的自衛権をと言って。総理大臣になって高らかにまたそれを言ったわけじゃなく、安倍政権の頃から繰り返し言ってること。それを立憲が無理やり引っ張り出させたと」と質疑をした立憲を批判した上で、こう言い放った。

「だから、なぜそこで高市さんを非難するのか。中国が言ってくるのはわかる。ただ、日本でもそういう人がたくさんいるってことは、あなたがた、なんで“日本人じゃないの?”という気すらする」

その後も「パンダが来なくなったらそりゃね、ひるおびの江藤さんも悲しむし、うちの家族もみんな悲しむから本当に嫌なんだけども、これ仕方がないでしょ。中国の嫌がらせですから。中国がいじめて、こっちはいじめられてる側ですよ」と、パンダ問題についてあくまで“圧力”をかけている中国が批判されるべきと持論を展開。

最終的に「10億円のレンタル料がかかるんだったら、ここはプラスに考えて他の動物にその分あてましょう。そういうふうに考えていかないと、私はおかしな話になると思う。全部高市さんの発言のせいで、ってなってる流れはおかしい」と締めくくっていた。



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