(CNN) 映画やテレビドラマに子役として出演し、ミシェル・ウィリアムズやラッセル・クロウと共演していたソフィー・ナワイデさんが死去した。24歳だった。遺族が明らかにした。
遺族によると、亡くなったのは今月14日。死因は明らかにしていない。
遺族はナワイデさんについて「映画の撮影現場で別人になっている時が、一番幸せそうに見えた」と回想し、「そこが一番安全な場所だった。その才能や健康を育んでくれるキャストやスタッフに恵まれた。冒険が大好きで、どこへ行ってもその場所の風習や言語さえも身に着けた」としのんでいる。
2000年、女優だったシェリー・ギブソンさんの娘として生まれ、6歳で映画「ベラ」に主演デビュー。「母が俳優だったことさえ知らないまま、俳優になることを夢見ていた。そして私たちが驚くほど軽々と、それを果たした」という。
テレビドラマの「ロー&オーダー」や、映画の「アンド・ゼン・ケイム・ラブ」「マーゴット・ウェディング」などにも出演。「マンモス」(2009年)ではミシェル・ウィリアムズとガエル・ガルシア・ベルナル演じる夫婦の娘役を、「ノア 約束の舟」(2014年)ではラッセル・クロウの相手役を演じた。
遺族は献花などに代えて、ナワイデさんの名で「米国最大の性暴力対抗団体」であるRAINNに寄付してほしいと呼びかけている。