公明党の山口那津男代表は19日の記者会見で、首相主催の「桜を見る会」に安倍晋三首相が後援会関係者らを約800人招待していたことについて「われわれが経験した中では多い人数だ。歴代首相が主催してきた中で、おのずと公費を使う節度が求められる」と苦言を呈した。
その上で「政治家と後援者のあり方について、政治家自身が説明責任を果たすことが求められている。いま努力している最中と思うので、しっかり責任を果たしてほしい」と注文を付けた。
山口氏は、政府が来年度の開催中止を決めたことについて「招待する人を選ぶ基準やプロセスの透明化を検討し、国民の理解を得た上で今後どうするかを決めていく対応は当然だ」と語った。