池袋の街が、今、熱い! 本場中国の味をそのまま楽しめる「ガチ中華」の聖地として、ますます注目を集めています。数あるガチ中華の中でも、今回は知る人ぞ知る江西料理の名店をご紹介。辛いもの好きにはたまらない、江西料理を代表する一品「辣椒炒肉(ラージャオチャオロウ)」の魅力を、余すことなくお伝えします!
知られざる江西料理の世界へ
江西省は、中国南東部に位置し、福建省や広東省に隣接する地域。美しい景徳鎮の陶磁器で知られていますが、その食文化はまだまだ知られていません。実は、中国40年近い経験を持つ筆者も、江西料理は初体験。深圳在住経験のある中国人の友人に勧められ、池袋にある江西料理店「金喜悦」へ足を運ぶことになりました。
alt金喜悦の「辣椒炒肉」。青唐辛子と豚肉の刺激的な炒め物。辛さは小辣、中辣、大辣から選べます。
江西料理の特徴は、中国醤油や豆豉(トウチ)などの調味料、そして唐辛子をたっぷり使った濃厚な味付け。湖南省や安徽省の料理にも通じるものがあり、豚肉、鶏肉、豆腐、カエルなどを煮込んだり蒸したりする調理法が主流です。
江西料理の代表格「辣椒炒肉」とは?
数ある江西料理の中でも、「辣椒炒肉」はまさに看板メニュー。青唐辛子と豚肉のシンプルな炒め物ですが、その辛さと旨みが絶妙に絡み合い、ご飯が止まらなくなること間違いなし! 「金喜悦」では、辛さを小辣、中辣、大辣から選べるので、辛いものが苦手な方でも安心して楽しめます。梨入り肉団子スープなど、他ではなかなか味わえない珍しい料理も魅力的です。
食通の中国人友人も、「以前は東北料理が多かった池袋に、こんなに多様なガチ中華が増えているとは!」と驚きの様子。近年、池袋西口を中心にガチ中華ブームが巻き起こり、その勢いはとどまることを知りません。新宿、高田馬場、上野、御徒町、小岩、蒲田、川口など、ガチ中華の激戦区は各地にありますが、池袋の多様性は群を抜いています。
家庭でも楽しめる!「辣椒炒肉」簡単レシピ
「辣椒炒肉」は家庭でも簡単に作れるのも魅力の一つ。 豚肉と青唐辛子を炒め、中国醤油や豆豉で味付けするだけ。料理研究家の山田さん(仮名)は、「辣椒炒肉は、食材のシンプルさゆえに、素材の質と火加減が重要です。良質な豚肉と新鮮な青唐辛子を使うことで、格段に美味しく仕上がります」とアドバイスしています。
ガチ中華の進化を体感!
「ガチ中華」という言葉は、2022年のユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされ、日本人の食生活にもすっかり定着しつつあります。 池袋のガチ中華は、まさに進化の最先端。定番の東北料理から、今回ご紹介した江西料理のような珍しい地方料理まで、そのバリエーションはますます広がりを見せています。
まとめ:池袋で江西料理デビュー!
今回は、池袋で体験できる江西料理の魅力をご紹介しました。まだ見ぬ本場の味を求めて、あなたも池袋のガチ中華探検に出かけてみませんか?「辣椒炒肉」を味わえば、きっと江西料理の虜になるはずです。 ぜひ、あなたの感想をコメント欄で教えてください! また、jp24h.comでは、他にも様々なグルメ情報をご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!