ローマ法王、タイ到着 23日に日本へ

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バンコクに到着したローマ法王(左)=20日(ロイター)

バンコクに到着したローマ法王(左)=20日(ロイター)

 【シンガポール=森浩】キリスト教カトリック信徒の頂点に立つローマ法王フランシスコは20日、タイの首都バンコクに到着し、日本との2カ国歴訪を開始した。法王は2013年の即位以来、アジアを重視する姿勢を打ち出しており、発信するメッセージが注目される。日本には23日に訪れる。

 法王はこの日、バンコクの空港に降り立ち、出迎えた人々と握手を交わした。タイ滞在中、ワチラロンコン国王やプラユット首相らと会談、バンコクの国立競技場でミサを実施する。北部ウドンタニのカトリック系学校に勤務する自身の親戚が通訳を務めるという。

 タイは人口約6900万人のうち95%が仏教徒で、カトリック教徒は約40万人。法王はタイ滞在中にタイ仏教界トップの大僧正とも面会する予定。事前に発表したビデオメッセージで「多くの仏教徒たちと友情の絆が強化されることを望む」と話した。

 法王は日本到着後、24日に被爆地の広島と長崎を訪問。25日午前には東京で天皇陛下と会見し、午後に安倍晋三首相と会談する予定だ。同日には、東日本大震災の被災者らとも交流する。

 首相は法王との会談で、今年がローマ法王庁の初代駐日使節任命から100周年であることなどを踏まえ、バチカンとの関係強化を図る方針。北朝鮮の完全な非核化が必要だとの認識も共有し、日本人拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を得たい考えだ。

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