最近、日本政府が独島(トクド、日本名・竹島)が自国の領土だと広報する東京の領土・主権展示館を再開館した中、誠信(ソンシン)女子大学の徐坰徳(ソ・ギョンドク)教授が、「日本の挑発に断固として対処しなければならない」と強調した。
【写真】東京の領土・主権展示館のイマーシブ・シアターで独島を鑑賞する観覧客
徐教授は9日、フェイスブックを通じて「最近、展示館を訪問して変わった展示施設を確認した」と伝えた。ここは独島と尖閣諸島、千島列島の南端4島である「北方領土」などを自国領土と主張する展示館で、2018年に開館した後、2020年に拡張して移転した。
徐教授は「1番目に変わった点は外国人に英文で製作した案内書『日本の領土と領海』を提供するということ」とし「関係者に尋ねたら、再開館後、一日に平均100人が訪問しており、外国人訪問客も増えたという」と伝えた。
また「2番目に変わった点は、かつてまでパネル設置物中心の展示だったとすれば、新しい展示館はイマーシブ・シアターとアニメーション映像施設を備えたということ」とし「小・中・高校生の見学を誘導するという方針」と話した。
また「3番目に変わった点は、アシカを活用した展示が強化されたということ」とし「アシカ剥製展示物、日本の漁民が『アシカ漁』するアニメーション場面、アシカのキャラクター化など随所にアシカを壁紙に貼り付け、『かつて日本が独島で漁業をした』という認識を持たせている」と批判した。
また「本当にあきれるばかり」とし「日本政府はこの展示館を通じて独島に関する偽りの歴史と情報を自国民に堂々と洗脳させていた」と批判した。
同時に「日本の独島挑発には断固として対処しなければならない」とし「文化コンテンツを活用した全世界の独島広報をさらに強化しなければならない」と強調した。