パキスタンとインドの衝突で中国製戦闘機が活躍…ラファール撃墜後に中国は慎重な沈黙


香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストなど外信によると、パキスタンは8日に中国製J10C戦闘機を利用してインド軍が運用するフランス製ラファール戦闘機を撃墜したと主張した。翌日米国当局者がこれを確認したという報道が続くと中国のSNSでは「防衛産業のディープシークの瞬間」としながら祝った。

しかし中国外交部は関連報道に対し「よくわからない」と距離を置いた。中国政府の公式立場もほとんど出ていない。中国は紛争と関連し「双方が冷静と自制力を維持しなければならない」として中立的メッセージだけ繰り返している。

国営メディアの報道も節制されている。開放軍報系列のSNSはJ10Cの訓練場面を紹介するのにとどまった。CCTVはパキスタン軍が使うPL15Eミサイルの性能を強調する水準にとどまった。

専門家らはこうした態度の裏には複雑な地政学的計算があるとみる。中国は一帯一路事業と武器輸出を通じてパキスタンとの協力を強化してきた一方、インドとは1962年の戦争と2020年の流血衝突などで悪化した関係を昨年のBRICS首脳会議後に改善しているところだ。



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