探せばあった“3000円台” 「ご当地米」安さのワケは


日テレNEWS NNN

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都内にあるJAの直売所を訪ねると、コメを手にした瞬間、笑顔を見せたお客さんがいました。

お客さん
「4000円以下ってないもんね。ちょっとお安いかなと思ったので」

徐々に出回り始めた備蓄米。値段は5キロで3930円です。

お客さん
「よかったラッキー。おいしければもっといいね」

――あと4つ

お客さん
「買っていっちゃう」

――最近3000円台のコメ見ました?

お客さん
「見ない、見ない、見ない、見ない」

今時“3000円台”のコメはやはり魅力的です。開店から1時間半で、5つあった備蓄米が売り切れました。

全国のスーパーでのコメ5キロあたりの平均価格は17週連続値上がりで4233円。首都圏のスーパーでは…

お客さん
「5キロで5000円ですか、うふふふ」

今や“5000円台”で販売する店もあるコメの価格。探してみたら備蓄米以外でも5キロ“3000円台”のコメがありました。

訪ねたのは茨城県水戸市の直売所。

地元のお客さん
「この辺のコメはおいしいよ、自慢じゃないけど」

あまりの人気に精米が追いつかないほどです。肝心の“味”は…

記者
「食べ応えがありますね」

おかずと一緒に食べても…

記者
「あいますね」

しかし、なぜこのご時世に“3000円台”なのでしょうか。

直売所つねずみ 田口勝信代表
「自社でつくっているので、仕入れがないので安く売れる」

――輸送料とか

直売所つねずみ 田口勝信代表
「ないない」

“輸送料などコストを抑えられるから”だということです。

直売所つねずみ 田口勝信代表
「遠くから買いにくる人も多い。東京からも来ています。計画的に売っています、8月までもたせるように」

現在は全国発送を中止し、1家族1袋までに制限しています。



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