【ニューヨーク=金子靖志】米ニューヨーク市マンハッタンで10日、日本文化を紹介する「ジャパン・パレード」が開かれた。和太鼓やよさこい踊りなど約110団体、約2800人がセントラルパーク沿いの通り約1キロ・メートルを練り歩き、沿道に集まった約6万人から拍手や声援を受けた。
1872年の岩倉使節団の米国訪問から150年となった2022年に始まり、今年で4回目。昨秋にニューヨークで上演された漫画「進撃の巨人」のミュージカルのキャストらも登場し、会場は盛り上がった。
「進撃の巨人」のファンで、マサチューセッツ州の自宅から数時間かけて訪れた会社員カイリー・ラウエさん(29)は「間近でキャストの演技を見ることができて感激した。日本のことがもっと好きになった」と語った。