治療に乗じて女性患者にわいせつな行為をしたとして、奈良県警奈良西署は21日、準強制わいせつの疑いで、奈良市菅原町の歯科医師、柏木良晃容疑者(43)を逮捕した。「治療と称して胸を触った」と容疑を認めている。
逮捕容疑は8月24日午後5時45~55分ごろ、同市内で経営する歯科医院の治療室で、20代女性患者に対し、治療の一環と偽って胸を触るなどのわいせつな行為をしたとしている。
同署によると、柏木容疑者は「歯が悪くなるのはこりのせい」などといい、首や肩をマッサージした後、服の中に手を入れて胸を触ったという。女性が8月下旬、同署に相談して発覚した。同署は余罪の有無を含めて調べている。