20代「年収300万円」の会社員。「千葉の実家→新宿の職場」まで“片道1時間以上”の通勤がつらい!「月収20万円」ほどだけど、新宿付近で1人暮らしは難しいですか? 生活費をシミュレーション


そんななかで「職場近くに住めば通勤がラクになるのに」と思うのはごく自然なことです。とはいえこれまで実家暮らしだった人が一人暮らしを始めるとなると、今の給料でやっていけるかどうかが気になります。とくに新宿の職場近くとなると家賃が気になるところです。

そこで本記事では、新宿付近での一人暮らしにかかる費用をシミュレーションしてみます。

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年収300万円の人の手取り額は月額約20万6000円

このなかから家賃や食費、光熱費など、全ての生活費をまかなっていく必要があります。毎月入ってくる収入の範囲でやりくりするには、まず固定費を見直し、変動費の管理にも気を配ることが大切です。

とくに一人暮らしでは「家賃」「食費」「光熱費」が大きな支出項目となるため、それぞれにどのくらいの金額をあてられるか、あらかじめ目安を立てておくと安心です。日用品や交際費、医療費なども意外と出費がかさむため、月々の支出のバランスを見ながら調整していく必要があるでしょう。

一人暮らしに必要な生活費は平均約14万6000円。ただし家賃は別途

図表1

月の手取り約20万6000円から生活費約14万6000円を引くと、残りは約6万円です。

ところが、新宿区内でワンルームを借りるとなると平均家賃は11万円になります。これではとうてい新宿区内で一人暮らしはできません。ただし築年数が古い物件や駅から10分ほど歩く物件、風呂・トイレ共有の物件のなかには家賃が3~4万円台のものもあるようです。

少し範囲を広げて、新宿まで30分以内のエリアを探してみるのもいいでしょう。例えば新宿から山手線で10分弱の池袋には、駅から徒歩15分以内で築10年以内の風呂・トイレ別、エアコン付きの物件が5~6万円台でいくつか見つかります。バス・トイレは別でなくてもいいなど条件を緩めれば選択肢は広がるでしょう。

このように、家賃の相場は立地や建物の条件によって大きく異なります。「どの条件を優先するか」を考えることで、無理のない範囲で物件選びができるかもしれません。多少の妥協が必要になるかもしれませんが、選択肢を広げることで現実的なラインが見えてくるでしょう。



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