港区や江東区ではない…いま東京で最も「中国人に買われている」場所 中国人向け不動産サイトを調べて分かった「意外な事実」


【写真を見る】データ分析で分かった「中国人」が東京23区で最も”熱視線”を注ぐ区とは

(前後編の前編)

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中国人向けの日本最大級「不動産プラットフォーム」

 中国人を対象にした、日本最大級の不動産情報サイト「神居秒算(しんきょびょうさん)」だ。

 昨今、「中国人が日本の不動産に関心を高めている」と語られることは多い。しかし、そのほとんどは現場の“肌感覚”に基づいたものに過ぎない。公的統計は整備されておらず、実態はよく見えていない。

 本稿では、この不透明な現象の輪郭を、データをもとに可視化することを試みる。対象とするのは、「神居秒算」の物件データ、そして東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の成約情報や在留資格統計である。

 中国人はいま、東京23区のどこを、一体どのような理由で買っているのだろうか。そして、そうした中国人たちの“素顔”とは――? 

 数値が語る「静かな現実」を読み解いていく。

コロナで激減したマンション掲載数は、2025年に再び最高水準に

 その推移を見ると、東京が圧倒的に多く、大阪がそれに続いているのが分かる。



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