任期満了に伴うさいたま市長選挙が5月11日告示、5月25日投開票の日程で実施されています。今回のさいたま市長選挙には届け出順に日本共産党新人の加川義光(かがわ・よしみつ)氏(75)、公明党県本部が支持する無所属現職の清水勇人(しみず・はやと)氏(63)、無所属新人の沢田良(さわだ・りょう)氏(45)、無所属新人の小袋成彬(おぶくろ・なりあき)氏(34)、石濱哲信氏が代表を務める政治団体「日本保守党」新人の西内聡雄(にしうち・としかず)氏(51)の5名が立候補しました。本記事では5名の経歴と掲げる政策を紹介します。
加川氏は埼玉県上里町出身、都留文科大学卒業。小学校教員を経て、旧 浦和市議を4期、さいたま市議を3期務める
加川氏は1950年埼玉県上里町生まれ、都留文科大学卒業。旧 浦和市(現 さいたま市)で小学校の教員を12年務めました。1986年から旧 浦和市議会議員を4期、2003年からさいたま市議会議員を3期務めました。
加川氏が掲げる政策とは
加川氏は以下の政策を公表しています。
◎国はただちに消費税減税を
大規模事業を見直し、市民の福祉・暮らしにとって大切な公共施設を守り、充実させます。
物価高騰から市民を守る
○市民の暮らし・営業を応援
・水道料金を引き下げます
・住宅リフォーム助成制度を作ります
・消費税減税を国に求めます
・お米券を支給します
○子育て世帯に支援
・学校・保育園・幼稚園の給食を無償化します。
・子どもの国保税(均等割)をなくします
○高齢者を応援
・補聴器購入助成制度を作ります
・公共交通運賃助成制度(おでかけ応援制度)を実現します
安心の暮らし・まちづくり
・さいたま市で働く人の労働条件を守り地域経済を発展させるため、公契約条例を制定します。
・保育・介護・福祉・学童保育などのケアワーカー、市・区役所の非正規職員の賃上げをします。
・駅前中心の再開発計画を見直します。
・住民の要望に応えた公園・公営住宅・公共施設の設置を進めます。
・コミュニティバス・乗合タクシーなど公共交通を充実させます。