再放送NGでお蔵入り? 高視聴率でも闇に葬られた民放ドラマ(1)テレビ局と最悪のトラブル…原作者が大激怒

[ad_1]

『海猿』(2005)

【作品内容】

健康食品会社で優秀な営業マンだった仙崎大輔(伊藤英明)は、海が好きという理由で海上保安庁に転職。潜水士を目指し、海上保安大学校の潜水士課程を卒業した。

現場での実務を経た仙崎は、辞令により第三管区横浜海上保安部(横浜市)所属PL型巡視船「ながれ」に配属される…。

【注目ポイント】

販売累計部数で500万部を突破した作者佐藤秀峰、原案・取材小森陽一による人気マンガを映像化し、海上保安官である仙崎大輔(伊藤英明)を主人公に、海難救助などの任務を遂行する海上保安官の活躍を描いた硬派のドラマ。

フジテレビ系で製作されるのに先んじて、NHKが『海猿~うみざる』(2002年)、『海猿2』(2003年)と題してドラマ化している題材だ。本作もドラマに加え、劇場版が4作も製作される人気シリーズとなった。

ところが、思わぬトラブルから、再放送NGとなってしまう。

2012年、原作者の佐藤秀峰が、フジテレビの自身の事務所への突撃取材や、『海猿』の関連書籍を、原作者である自身の許可なく販売されていたことなどを理由に、フジテレビとの新規取引停止と続編制作を許可しないことをツイッターで発表。これに対し、当時フジテレビの映画事業の担当常務だった亀山千広(現・BSフジ社長)が会見で謝罪する事態に発展する。

これを受け佐藤は、「映画のファンの方には申し訳ないが、僕もそういうところを“なあなあ”にして今後ビジネスはしていけないので(フジテレビとは)お付き合いできない」と明言。

2013年にも佐藤は改めて自身のツイッターで、フジテレビとの関係は完全に断絶し、二度と関係修復することはないと表明。しかし2015年、佐藤が公式サイトで、西淵健司報道局長(当時)からの謝罪文書が送付されたことなどを理由にフジテレビと和解する。

しかし2017年、佐藤は再びツイッターで「同年10月末で本作実写版の全ての契約が終了し、今、テレビやネットで放送・配信されることは永久にない」と発表し、再放送どころか、完全にお蔵入りとなってしまった。

人気ドラマの多くが、マンガを原作としているが、その原作者を蔑ろにすると、思わぬしっぺ返しを食らうという前例を残した。

[ad_2]

Source link