超人気カエルが米大学で卒業スピーチ「人生はひとり芝居じゃない」


【動画】卒業スピーチをするカエルのカーミット

大きな拍手で迎えられたカーミットは、「小さな帽子とガウンを着たカエルの話を聞くためにみなさんいらっしゃったんですね」「(天気予報は)カエルの確率100%。ですから私はここにいます」と自己紹介。

卒業式招待への感謝を伝え、自身にとって「重要な3つのこと」をスピーチでシェアした。

その3つとは「仲間を見つけること、大きく跳躍すること、人とのつながりを築くこと」だ。

カーミットの生みの親で、1990年に亡くなったジム・ヘンソンさんはメリーランド大学の卒業生だ。大学のキャンパスには、ヘンソンさんとカーミットがベンチに座り話しをする銅像も建てられている。

カーミットはスピーチで、ヘンソンさんから「仲間を見つけ、自分のユニークな部分を人とわかち合うべきだ」と教わったと明かし、次のように語った。

「ショーがいつも上手くいく保証はありません。トラブルが起きないとも限らない。それにヤジを飛ばす人だっているかもしれない」

「でもショーを続けなければならない。仲間と一緒なら、ひとりでやる必要はないんです。人生はひとり芝居じゃないんですから」

また、「跳躍」については「カエルからのアドバイスを聞く気がある人」に向けて、こう述べた。

「自分の望むものを手に入れるために誰かを踏み台にするのではなく、手を差し伸べ、一緒に跳躍する方法を考えてみてください。一緒に跳ぶ方が人生はずっと素晴らしくなります」

さらに、最後の「つながり続けること」については、友人や家族だけではなく、自分の夢とのつながりの大切さを口にした。

「もし私が何かを知っているとしたら、それは大切な人や友達、そして何よりも、自分の夢とつながり続けることの重要さです。その夢がどれだけ大きく、不可能に思えても。夢はあなたがどこに向かうかを決めてくれるものだからです。そうやって人生が決まるのです」



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