40代で手取り「28万円」で、年収にすると「450万円」です。新卒に負けている気がしてつらいですのですが、40代の平均に比べて少ないですか?


▼勤続20年でも年収は「280万円」貯蓄も「30万円」しかないのは少なすぎ!? 転職したほうが良いの?

特に、SNSやネット記事で「20代で年収600万円」「30代で外資系に転職」などといった情報が目につくと、自分の収入が見劣りして感じられるものです。

しかし、実際のところ、年収450万円は本当に少ないのでしょうか? 本記事では、厚生労働省や民間調査のデータをもとに、40代の平均年収と比較し、現在の収入がどの水準にあるのかを客観的に見ていきます。

平均年収と比べてみると?

パーソルキャリア株式会社(東京都港区)が運営する求人・転職サービスの「doda」が、20~65歳までの年齢別に、2023年9月~2024年8月の1年間で同サービスに登録したビジネスパーソン約60万人の平均年収データを集計・分析した「平均年収ランキング(年齢別・年代別の年収情報)【最新版】」(調査期間:年代別の平均年収データ(2023年))によると、40代全体の平均年収は519万円です。

男女別では男性が601万円、女性が420万円と大きく異なることが分かります。

このデータから見ると、年収450万円は「40代全体の平均よりやや低い」「女性平均より高く、男性平均よりは低い」位置にあります。極端に低いわけではありませんが、平均を下回っていることは事実です。

ただし、この平均年収には、医師・弁護士・外資系社員など、極端に高収入な層も含まれています。そのため、実感に近い「中央値」も見ておくことが重要です。



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