【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、駆逐艦(5000トン級)が進水に失敗した事故について、朝鮮労働党中央委員会軍需工業部のリ・ヒョンソン副部長を拘束したと報じた。調査の結果、「重大事故発生の大きな責任がある」と伝えた。
また、駆逐艦のバランスを回復する作業が計画通り活発に進められていると伝えた。
北朝鮮は東部・清津の造船所で21日に開かれた進水式で、駆逐艦の移動中に台車のバランスが崩れて船尾部分が先に海へ滑り出し、横転する事故があったことを明らかにしていた。進水式に出席していた金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(党総書記)は「深刻な重大事故であり、犯罪的行為」と激怒し、関係者の処罰と6か月以内の船体の復元を指示した。
北朝鮮当局は関係組織を対象に綱紀粛正を図る一方、造船所の主任技術者ら3人を拘束していた。
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