小泉進次郎農林水産相は28日、政府が放出する備蓄米を巡って国民民主党の玉木雄一郎代表が「1年たったら動物の餌になるようなものだ」と発言したことに関し、「備蓄米の放出に取り組んでいるときに私としてはちょっと残念だ」と苦言を呈した。農林水産省で記者団の取材に応じた。
玉木氏は28日の衆院農水委員会で「備蓄米はともすればあと1年たったら、家畜の餌に出すようなものだ」「餌米に回るようなものが安く出てきたと言っても本当のニーズではない」などと言及していた。
農水省のホームページによると、備蓄米は約5年の保管期間を過ぎた後は飼料用米などとして売却している。