藤井隆「台詞が覚えられない!」50歳を超えて実感した“衰え”とその受け入れ方。《湯船に沈むとなぜか整う》独特すぎる癒やしルーティン


 ――50歳を迎えて、体の変化はありますか。日々どのようなケアをされていますか。

 お医者さまから喉と目が弱点と教えていただいてまして、若い頃から声が枯れるのと、ものもらいが出来るのが体力的に疲れたサインです。

 あとは疲れてくると頬と目の間が擦ったように赤くなったり、視力が落ちてぼんやりとしか見えなくなったりします。

 20代は声が枯れても寝たら回復したり、新幹線や飛行機に乗ってる間に寝たら元気になったりしてましたが、50代になってからは移動すると疲れが溜まっていくのを実感しています。

 30歳の頃、NHK朝の連続ドラマ「まんてん」でいただいた役がヒロインの旦那役でした。合気道の師範である母親の願いで医大に通って、医者を目指してるけど本当は宇宙飛行士になりたくて、こっそり宇宙飛行士になる為の勉強もしてて、そして母親に合気道を習ってるという役だったので、なにかと覚えないといけないことが多くて、大変でした。

 どんどん撮影しながら、覚えた台詞を言っては「OK」ってなって、次のシーンの準備に着替えてる間に頭の中にスペースが「かちゃ〜ん」って空いていくような、そんな感覚をドラマ「まんてん」で初めて味わいました。



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