※この記事には映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』に関する一部内容の記載があります。
シリーズの「終結」を示唆?
映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』には、ファンが見逃してしまいそうな「隠れメッセージ」が含まれているようだ。
本作はトム・クルーズ演じるイーサン・ハントとクルーにとって最後の作品となり、1996年に始まったシリーズに終止符を打つことになるのではと言われている。
この「隠れメッセージ」のベースとなっているのは、シリーズ第1作の公開年にある。
劇中、アンジェラ・バセット演じるアメリカ大統領エリカ・スローンがイーサンにメモを渡し、それをニーリー少将(ハンナ・ワディンガム)に届けるよう指示するシーンがある。
イーサンが潜水艦セヴァストポリの残骸に向かうにはニーリーの飛行機を使わなければならなかったが、そのために大統領はニーリーを説得する必要があった。そこでメモの出番となる。
メモには1996年5月22日という日付が記されていた。劇中では、それはスローンとニーリーが共に愛する人を失ったミッションが遂行された日だった。
大統領は、リスクを冒していればあのミッションは成功していたかもしれないと主張し、だからこそ今、イーサンにリスクを負わせるべきだと言った。
だが現実世界では、その日付は『ミッション:インポッシブル』の第1作がアメリカの映画館で公開された日なのだ。
トム・クルーズは、これが本当にシリーズの終わりなのかどうかという問いには口を閉ざし、「ただ皆さんに見て楽しんでもらいたいです。私たちは素晴らしい時間を過ごし、とても楽しかったです。だから皆さんにも楽しんでもらいたいです」と述べるにとどまった。