ロシアとウクライナの2回目の直接協議が、日本時間2日午後8時45分ごろからトルコで始まりました。互いの和平案を示す予定ですが、難航が予想されます。
ロシアとウクライナは先月、およそ3年ぶりに直接協議を行い、今回は2回目となります。タス通信によりますと、2日の直接協議は日本時間午後8時45分ごろからトルコのイスタンブールで始まりました。両国が互いの和平案を提示する予定で、ウクライナ側はロードマップとして、まずは30日間の停戦を実施し、その後、ゼレンスキー大統領とプーチン大統領の首脳会談を求めていく構えです。
また、非軍事化は受け入れず、ロシアに賠償金を求めるとした上で、現在の前線をもとに領土交渉を進めるとしています。
一方、ロシア側は和平案の事前提示を拒否していて、厳しい要求を突きつけるものとみられます。
協議を前に双方が無人機での攻撃を激化していて、協議の難航が予想されます。