[キーウ 4日 ロイター] – ウクライナの同盟国は、ウクライナ企業による同盟国内での防衛製造に資金を提供する意向を表明した。ウクライナのウメロフ国防相が4日、ウクライナ防衛連絡グループ(UDCG、ラムシュタイングループ)での西側諸国との会談後、明らかにした。同提案で示される可能性のある金額については明言していない。
ウメロフ氏はブリュッセルでの記者会見で、「われわれのパートナー国は、(同盟国内の)工場における全ての生産分を全額負担する用意があると述べており、さらに資金を充当する予定だ」と説明。
戦争中にライセンスに基づいて国外で生産されたウクライナの防衛製品は全てウクライナに輸出されるとした。
ロシアによる2022年の侵攻開始後に結成された同防衛連絡グループは、以前は米国が主導していた。