三陸鉄道、一部で運転再開 台風19号で被災





台風19号の被害を受けた三陸鉄道リアス線の踏切=10月16日、岩手県宮古市

 岩手県の第三セクター三陸鉄道は28日、台風19号の影響で全線の約7割に当たる113・7キロが不通となっていたリアス線のうち、宮古-津軽石の9・2キロで運転を再開した。

 残る不通区間のうち、田野畑-田老の22・9キロと津軽石-陸中山田の17・3キロは12月中に開通させる予定。年度内の全線再開を目指している。

 三陸鉄道は東日本大震災でも被災。今年3月にJR山田線の宮古-釜石を引き継ぎ、リアス線として8年ぶりに全線開通した。台風19号では、広範囲で土砂流入やのり面の崩落などが相次いだ。



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