インド西部アーメダバードで12日に墜落したエア・インディア機は直前にニューデリーと東京・羽田空港の往復便にも使用されていた。航空機を追跡・記録しているウェブサイト「フライトレーダー24」のデータから判明した。
今回の原因は明らかになっておらず、機体に不具合があったのかも分かっていない。
インドメディアなどによると、墜落機の機種はボーイング787-8型だ。フライトレーダー24のデータでは、この機体は9日夜にニューデリーを出発し、10日朝に羽田空港に着陸、10日中にニューデリーへ折り返した。11日にはニューデリーと仏パリ間の往復便で使用された。
そして、12日は午前にニューデリーからアーメダバードへ到着していた。その約2時間後、ロンドンに向かうため滑走路を離陸した直後に墜落した。
ロイター通信によると、ボーイング社も情報収集を行っているという。【カイロ金子淳】