紀藤正樹弁護士 山尾志桜里氏、国民民主の公認見送りに「個人では参院比例代表で出れませんが…」


【写真あり】10日、記者会見する山尾志桜里元衆院議員

 過去の不倫疑惑への批判が相次いでおり、玉木雄一郎代表は「十分な理解と信頼が得られないと判断した」と説明した。

 山尾氏は衆院議員だった2017年に不倫疑惑が持ち上がり、事実関係の説明をしないまま21年にいったん政界を引退した。先月、同党が公認内定を公表すると、SNS上には疑問、批判の声が殺到。このまま擁立すれば、あす13日告示の東京都議選、夏の参院選での党勢拡大への影響が大きいと判断した。

 山尾氏は10日の会見で、不倫疑惑を「私生活の件」と表現し「8年間の自分には大変なおごりがあった」と謝罪した。だが、事実関係に関する質問には「お話しすることは控えさせてもらいます」などと詳細は語らず。疑惑を一切払拭できなかったことで、党は一夜で方針を転換。「公認内定」は取り消さないものの、参院選に向けて「公認」に切り替えない方針。事実上、出馬の可能性はなくなった。

 玉木氏の不倫報道、党所属だった平岩征樹衆院議員の偽名不倫もあり、永田町では「山尾氏に声をかけるとは。“不倫3連発”と言われるのが落ち」と擁立そのものに疑問の声も上がっていた。

 紀藤氏は「公認取り消しとなると、個人では参院比例代表で出れませんが、山尾さんは、どう対応するのでしょう。気になります」とつづった。



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