大ヒットドラマ「VIVANT」(ヴィヴァン)の続編が正式に発表されました。主演は引き続き俳優の堺雅人さん(51)が務め、TBS系「日曜劇場」枠で来年放送される予定です。前作は国内で社会現象を巻き起こしましたが、続編はどのような展開を見せるのでしょうか。このVIVANT 続編のニュースは、多くのファンが待ち望んでいたものです。
「VIVANT」は、架空の中央アジアの国「バルカ共和国」を舞台に、商社マン・乃木憂助(堺雅人)がテロ組織「テント」の真相に迫る壮大なオリジナルストーリーです。乃木には自衛隊の非公認組織「別班」の諜報員というもう一つの顔があり、生き別れた父ノゴーン・ベキ(役所広司)との関係も物語の核となりました。
モンゴルでの大規模ロケや、堺雅人、阿部寛(60)、二階堂ふみ(30)、松坂桃李(36)、二宮和也(41)、役所広司(69)といった主演級俳優陣の豪華キャストが集結したことでも大きな話題に。最終回の世帯視聴率は19.6%を記録し、高い評価を得て「東京ドラマアウォード2024」連続ドラマ部門グランプリを受賞しました。
VIVANT続編主演の堺雅人氏
ストーリーに散りばめられた数々の伏線が視聴者の考察を呼び、SNSでは連日、議論が白熱。最終回後も、「小日向文世(71)演じる丸菱商事役員は別班か?」「柚木薫(二階堂)はインターポール?」「新庄(竜星涼)はテントと別班の二重スパイ?」など、多くの謎が残り、余熱が冷めやらぬ状態でした。
VIVANT豪華キャスト集合写真、ドラムも写る
国内で社会現象となった「VIVANT」でしたが、海外では対照的に苦戦しました。2023年12月からNetflixで世界190以上の国と地域に配信されたものの、TOP10入りしたのは日本(4週)と台湾(わずか1週)のみ。
福澤克雄監督をはじめとするTBSの制作幹部らは、海外での成功を強く期待していただけに、この結果には沈黙を余儀なくされたと言います。一体、何が海外の壁となったのか、その原因については様々な見方があります。
続編の発表は国内ファンにとって朗報ですが、前作の海外での課題を踏まえ、次回作がどのように世界にアピールしていくのかにも注目が集まります。堺雅人さん主演の「VIVANT」が、再び日本中を、そして今度こそ世界をも熱狂させるのか、来年の放送が待ちきれません。
出典:Yahoo!ニュース