俳優の梅沢富美男が12日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」(木曜・午後10時)に出演。自身主宰の劇団員の突然の退団で生じた巨額の損失額を赤裸々に明かす一幕があった。
この日は「被害総額1億円!?芸能人の大損小損SP!」と題し、出演者が人生の中での悔やまれる体験やお金の失敗談を告白。
いきなり「2000万円じゃあがらないかもしれない」と話し出した梅沢「劇団員が『どうしても梅沢さんの劇団に入りたいって』って熱意を感じてさ。劇団っていうのは不思議なもんで売れてるタレントさんがいて、いろんなものを寄せ集めて商業演劇になってあがるわけよ。で、俺の劇団はカツラも衣装も全部、自分たちで作る。劇団員の子たちが一生懸命稽古して踊れるようになったからさ。じゃあ、まあ頑張って舞台に出してあげようと思って、カツラを作ってあげるわけ」と説明した。
実際の梅沢劇団で使用するカツラの写真が紹介されると「このカツラ、100万くらいするんだよ。人毛だから。1人の女優さんに最低でも3から4個。普通の女性の頭(カツラ)で50万円くらい」と相場を説明。「それに合わせて衣装も作るのね。衣装は大体サイズが決まってからいいんだけれど、カツラってのは自分で(その人に)合わせて作るもんだから、その人しかかぶれない。作って、さあ舞台に出したって思ったら、急に辞めやがるのよ。男ができて辞めるのか、それとも違うなと思って辞めるのか」と続けた。
ここで共演の「OCTPATH」栗田航兵が「その人に合わせて作ってるから他の人には合わないんですか?」と聞くと、「合わないんだよ。微妙なところなんだよ。顔のデカい女もいりゃあ小さいのもいるしさ」と梅沢はぶっちゃけていた。
報知新聞社