千葉県旭市で男性が軽自動車で警察官に突進し、そのまま逃走した事件で、県警旭署は14日、この車を運転していた自称タイ国籍の住居不詳、ソンティラ・ポンサトーン容疑者（31）を殺人未遂と公務執行妨害容疑で逮捕した。「殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認している。
逮捕容疑は13日午後4時10分ごろ、同市内の路上で自称タイ国籍の男（32）を公務執行妨害容疑で逮捕手続き中だった巡査部長と巡査目がけて車を急発進させ、殺害しようとしたとしている。その際、巡査部長が拳銃を3発発砲。市内でこの車が乗り捨てられているのが見つかっていた。容疑者は13日夜に山武署に出頭。「警察官に撃たれた」と話し、右肩を負傷しているという。【林帆南、中村聡也】
