30年政治資金、収支とも減少 茨城


 茨城県選挙管理委員会は29日、県内の政党支部や政治団体が届け出た平成30年分の政治資金収支報告書を公表した。全体の収入は前年比8・2%減の19億7209万円、支出も前年比23・1%減の17億9588万円で、衆院選があった前年を収支ともに下回った。

 政党別で収入が最も多かったのは自民党で、6億9028万円(前年比7・5%減)。次いで共産党の3億1517万円(同6・9%減)、国民民主党(旧民進党)の1億335万円(同48%減)となった。

 国民民主党の結成に伴い30年5月に解散した旧希望の党は729万円(同38・3%減)、同年12月に県内組織の設立届を提出した立憲民主党は収支ともに0円だった。

 支出も自民党が5億9255万円(同32・2%減)で最も多く、共産党の3億1400万円(同5・7%減)、国民民主党の1億2534万円(同40・5%減)が続いた。

 報告書は県選管の事務局やホームぺージで閲覧できる。



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