【2025年最新】5年落ち中古レクサスSUV、今が狙い目のおすすめモデルはこれだ

日本上陸から20年が経過し、高級ブランドとしての地位を確立したレクサス。新車価格は高嶺の花ですが、中古車市場では魅力的な価格帯のモデルが増えています。特に、見た目の鮮度も保たれつつ、手頃感が出てきた「5年落ち程度」のSUVは注目。自動車ジャーナリストの伊達軍曹氏が、今まさに狙い時の中古レクサスSUVモデルを厳選して紹介します。本稿は2025年4月時点の情報に基づいています。

先代レクサスNX 中古車のおすすめは後期型

2014年から2021年まで販売された、全長4.6mクラスのコンパクトクロスオーバーSUVがレクサスNX(初代)です。エンジンは238psを発揮する2L直列4気筒ターボと、燃費性能に優れる2.5Lハイブリッドの2種類がラインナップされました。特に2017年9月に行われたマイナーチェンジでは、内外装デザインの変更に加え、予防安全システムや走行性能が大きく向上し、全体的な完成度が引き上げられています。

中古車市場では、先代NXの流通量は非常に豊富です。ターボモデル「NX300」(旧NX200t)とハイブリッドモデル「NX300h」の比率はほぼ半々で見られます。価格帯は、走行距離が多いものや修復歴のある安価な車両なら総額170万円台から見つかることもありますが、状態の良い車両を選ぶなら前期型で総額200万円から、そして多くの改良が施された後期型は総額260万円からが購入の目安となります。特にクオリティや最新装備を重視するなら、マイナーチェンジ後の後期型を強くお勧めします。

中古車市場で注目の先代レクサスNX中古車市場で注目の先代レクサスNX

  • 中古相場: 約170万〜530万円
  • 新車時価格: 428.0万〜632.7万円
  • 年式: 2014〜2021年
  • 入手しやすさ: ★★★★★
  • 中古車オススメ度: ★★★★★

先代レクサスRX 中古車 狙い目は450h後期型

2015年に登場したレクサスRX(4代目)は、全長4.9mを超える堂々としたサイズのプレミアムSUVです。搭載されるパワーユニットは、パワフルかつスムーズな3.5L V6ハイブリッドシステム、または軽快な走りの2L直列4気筒ターボでした。2019年5月に実施されたマイナーチェンジでは、デザインの洗練化はもちろん、サスペンションやボディ剛性、ステアリングフィールなど、走行性能の根幹に関わる部分に徹底的なリファインが加えられ、より上質な乗り心地と操縦安定性を実現しています。

中古車を選ぶ際、マイナーチェンジ前の前期型も魅力的ですが、やはり狙い目となるのは改良が進んだ後期型です。中でも市場に多く流通し、レクサスらしい静粛性と力強い加速感を両立しているのは、ハイブリッドモデルの「RX450h」系です。総額470万円前後から、程度の良い後期型RX450hを見つけることができるでしょう。プレミアムSUVとしての満足度は非常に高いモデルです。

  • 中古相場: 約260万〜690万円
  • 新車時価格: 495.0万〜877.0万円
  • 年式: 2015〜2022年
  • 入手しやすさ: ★★★★☆
  • 中古車オススメ度: ★★★★☆

まとめ

レクサスのブランド力と高いクオリティを、新車よりもぐっと抑えた価格で手に入れられるのが、登場から5年程度が経過した中古モデルの最大の魅力です。今回紹介した先代NXと先代RXは、マイナーチェンジ後の後期型を選ぶことで、現行モデルにも通じる洗練された内外装と、現代的な走行性能・安全装備を享受できます。特に伊達軍曹氏が推奨する通り、それぞれの後期型モデル、RXにおいてはハイブリッドの450h系を中心に探せば、きっと満足のいく一台に出会えるはずです。

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