女優の今田美桜が主演するNHK連続テレビ小説「あんぱん」の第58話が18日に放送され、物語の核心に関わるような衝撃的な展開が描かれました。(以下、ネタバレを含みます)この回では、岩男と少年リンの関係に突如変化が訪れ、多くの視聴者に驚きを与えています。
岩男(濱尾ノリタカ)は、以前から彼になついていた少年・リン(渋谷そらじ)に対し、「もう俺にはつきまとうな」と厳しい言葉を向けました。自身がスパイだと疑われている状況を説明しつつも、岩男はリンを信じていると伝え、「これまでありがとうな」と言って彼を抱きしめました。
リンは岩男の言葉に対し、「ザイフェア(さようなら)。イワオさん…」と答えます。その直後、彼の目つきはそれまでの無邪気さから一変、鋭く冷たいものとなりました。
緊迫した雰囲気の中、森に響き渡る銃撃音。岩男はその場に倒れてしまいます。リンはその隙に逃走しました。
後に駆け付けた八木(妻夫木聡)が付近を捜索した結果、なんと銃を持ったリンを発見するというまさかの事態となりました。
朝ドラ『あんぱん』第58話、緊迫した場面の一場面
この衝撃的なラストシーンに、ネット上では「顔つきやばい」「豹変ぶりが怖い」と、リン役の渋谷そらじさんの演技に震かんする声が多く上がっています。
また、多くの視聴者がリン役の子役に見覚えがあると指摘。調べてみると、渋谷そらじさんは2023年前期の朝ドラ「らんまん」に出演していたことが判明しました。「らんまん」では、主人公・万太郎(神木隆之介)が暮らす長屋「ドクダミ荘」の住人、倉木隼人(大東駿介)の息子、倉木健作、通称「けんぼう」を演じていました。岩男になついていた少年リンが、「らんまん」で可愛らしい「けんぼう」を演じていた子役だったことに、改めて注目が集まっています。
第58話の予測不能な結末は、「あんぱん」の今後の展開を大きく左右する可能性があります。特に、少年リンに隠された秘密と、彼の行動が物語にどう影響していくのか、今後の放送から目が離せません。また、名演技を見せた子役、渋谷そらじさんの今後の活躍にも期待が高まります。
報知新聞社