【ワシントン共同】米CNNテレビは22日、米軍が大型の特殊貫通弾(バンカーバスター)GBU57で攻撃したイラン中部フォルドゥの衛星写真の分析結果を報じた。攻撃前のものと比較すると、攻撃後の写真では、地下深くにある核施設の上部付近に、少なくとも6カ所の着弾痕とみられるクレーターが確認できると指摘した。
CNNによると、米軍はフォルドゥにB2戦略爆撃機6機から12発のGBU57を撃ち込んだ。着弾痕とみられるクレーターは地下施設の上部を走る尾根に沿って、2カ所に三つずつ集中してできているとしている。
山の斜面の色が変わっており、爆発で広範囲にわたって灰が飛散したことを示しているという。